Ambitious Bird

モラルハラスメントの傷を、みんなに訴えないか?

「モラル・ハラスメント」という書は聖書ではない

今日はクイズゲームをしておりました。

私の使っているキャラクターは「嫌いなこと:非常識なこと」とありましたが、私は非常識な人なので、実際に対面したら嫌われるのかもしれないな、と若干悲しい気分になりました。

 

マリー・フランス・インゴイエンヌさんの最初の著書「モラルハラスメント」についてですが、ひとつ誤解を解かないといけないところを見つけました。

それは「この書はモラハラ被害者にとっての聖書(バイブル)に完全にならない」ということです。

 

この書には、

「影響が次第に薄れて、十年後に十年後には影響されることはない」

という話がありますが、

PTSDについては「治療を放置すると一生治らない(悩まされ続ける)」ということ説があり、話が精神科医さんの間で違うようです。

 

何も間違っているとは言えません。私は専門家でも精神科医でもないからわからないのです。

なので今の一番信用できる精神科医に訊くのが一番だというのが一番でしょう。

「モラル・ハラスメント」をバイブルのごとく使うことは、WikiPediaで調べること同様あまりお勧めしません。

裁判に持ち込めなかった話

最近はインターネット依存が増えているようですね。

電車では常にスマートフォンを見つめていて、会話が全くないカップルを見るとちょっと残念な気分になります。

 

私的な話になりますが、残念ながら私の場合のモラハラは裁判に持っていくことができませんでした。

まず、

1、証拠がない(証拠を残したパソコンやCDを親戚が勝手に処分していました)

2、時効が成立している(7年以上だとせいぜい傷害罪くらいしか問えません)

3、モラルハラスメント自体を裁く法律がない

 

PTSDになれば傷害罪を問うことができるらしいです。(あくまで私の調べた範囲での話ですので、詳しくは法律に詳しい方や文献をご覧ください)

ただ、傷害罪になることを問うのであって、モラハラ自体を問うことはできないのです。

 

芸能人の離婚騒動でたまに出てくるワード「モラルハラスメント」。

そんな有名になりながら法律ではまったく触れられていないのです。

ちょっと過激な行動かもしれませんが、もし「署名活動」をすればあなたは賛同しますか?

その辺に関しましてはアンケート、という枠を作ったのでご意見いただけると幸いです。

 

被害者の責任

たまに「こびりついた油が取れない」という表現で私は訴えることがあります。

それはいくら浄化しようとしても取れないものです。

それを私は「呪い」と呼んでいます。

 

ところで、被害にあった人は自分に何%の責任かあるか考えたことがありますか?

大体「100%」や「50%」と言う人が多いでしょう。

答えは明瞭です。0%です。

 

理由としてはまず、夫や恋人を選んだ時点で間違い、この会社に入った時点で間違い、と、責任追求すると「どこまでが自分の責任か」というのが分からなくなってしまいます。

被害に遭ったこと自体は完全に「0%」としていいでしょう。

自ら「モラハラされたい!」って思ってされた訳じゃないのですから。

 

「抜け出せないのは私のせい」「あの時ああした(しなかった)から私のせい」と考えてみればいろいろと思い浮かんでしまいます。

ならばいっそのこと、「私は好きで被害に遭った訳じゃない」と思ってみる方が健全だと思いませんか?

 

私は悪くない。そう、あなたは悪くないのです。

清算の儀式

これは私は満月の夜しかも金星の見える明け方に、自分の体調が元気な限りではありますが、とある儀式をしています。

ちなみにどこかの宗教にのっとっているわけではありません。自分なりの自己流のやり方です。

 

まずはキャンドルを灯します。キャンドルは燃える尽きるまで消えないようにします。

次に香を焚きます。香は絶やさないようにします。

誰かが起きないのを前提に「リーン……」と音が鳴るベルを鳴らして響かせます。

そこから祈りを捧げます。自分の好きな神様でも構いませんし、特定の神様でなくてもいいのです。

そしてモラハラに出会った際の傷を癒してくれるように、モラハラを連想するものを持って、祈ります。

 

これは「トラウマから恢復するためのPTSDワークブック」という本に掲載されているエクササイズです。

これだけで見ると宗教じみて嫌ですが、もしPTSDに悩まされている方には、この本は大切な道具箱になるかもしれません。

 

 

心とからだと魂の癒し トラウマから恢復するためのPTSDワークブック

心とからだと魂の癒し トラウマから恢復するためのPTSDワークブック

 

 

弱点を突くという卑怯さ

最近薬の飲むタイミングがちょっとでも遅れると体調を崩してしまいます。

私の場合はSSRIセロトニン再取り込み阻止薬)ではなくNSRI(ノルアドレナリンセロトニン再取り込み阻止薬)とNaSSA(簡単に言えばセロトニンの分泌を増やす甲賀のある薬)を併用する状態で、どちらかというとPTSDより解離性障害の方方面で薬が出されています。

 

 

本題ですが、私のケースでは加害者は「私が入院中で一切の通信が取れない時に」モラハラをしかけてきました。

彼らは強く威張っておきながらそういう卑怯な手口でしか攻撃できないという、なんとも哀みさえ感じてしまうような卑怯さを持っています。

それだけではありません。ちょっとでも弱点を見せてしまうと

「お前はそんなところがダメだよなー。使えねぇなぁ」

など、いびるネタにもなってしまいます。

 

ただ、弱みを全く見せないというのは人間の性質上無理です。

その場合は、

「あら?あなたが私に何を期待しているのかしら。私はそんなに力はないはずだけど?」

と返すことにしています。

そうすると

「ああ、そうだな。お前は本当に何もできない屑だな」

と返してくるでしょう。それならば

「おかげさまで。私はあなたの期待するほどの能力は持ち合わせていませんので諦めたらどうです?」

と返します。

(あくまで一例です)

 

要は「最初から期待しないでちょうだい」ということを伝えておけばよいのです。

弱点というより、期待した貴方が悪い、というようにすればよいのです。

いつまでも治ることのない心の傷

こんな深夜帯に活動していることの多い私ですが、何故かと言うと朝には非常に弱く、午前中はほぼ眠って過ごしているからです。

自虐の意味で妖怪「寝ぶとり」(実際に言われている妖怪です)と自称することにしています。

 

さて、私は非常に精神状態が不安定です。

何故なら7年以上前の出来事が今だ清算できず、PTSDに苦しめられているからです。

前の記事に「カリフォルニアロケット療法」の話をしました。

実はあれは自分が受けている療法です。

更にセディール錠、セロクエル錠、デパス錠とうつ病に効くようなものはとりあえず試している状態です。

入院→退院→悪化→薬が増える→入院、の悪循環の中を彷徨い、現在また入院の話がありますので、このサイトもいつ突然更新が止まるかわかりません。

 

たかがモラルハラスメント、されどモラルハラスメント

PTSDになるほどのインパクトなら、治療を放置すれば一生治らないものだと、医師は仰っていました。

 

私は呪われて生きています。

加害者も今頃引きこもっているでしょう。そして誤解して私を嫌悪している元友人は今だ同じ心境を持って生きているはずです。

 

私の手元にある、500錠以上の薬は、救いになります。

もちろん服薬自殺の意味ではありません。一か月をこれだけトータルで飲む意味です。

 

加害者さん。

こんな状態になって復讐は果たせましたか?喜ばしいことですか?

それとも、私が生きていることが悔しいですか?

虚無。

これしかないはずです。

残念でしたね。

 

モラ夫がいるならモラ妻はいるか

最近「カリフォルニアロケット療法」という言葉を初めて聞きました。

それは重いうつ病に対しレメロン(リフレックス)にサインバルタカプセルかパキシルを合わせて

セロトニンを分泌させるのを促進する働きのある薬+セロトニン再取り込み阻止剤(この場合はノルアドレナリンなども関わっているためNSRIになります)でセロトニンを頑張って出しつつ減るのを抑えようとする療法だそうです。

 

さて、モラルハラスメントと聞くと「男性が加害者」というイメージが強いです。

実際被害者も女性が圧倒的に多いです。

では逆に男性が被害者で女性が加害者はいるのか?と。

少数ですが、いたようです。

 

以前ここで「自己愛性パーソナリティ障害」の話をしました。

このパーソナリティ障害は、すべて男性がなる訳ではありません。

女性でも十分に発症することがあります。

しかし、女性の場合は男性よりも「恥ずかしがり屋さんで表に出たがらない」という感じの自己愛性パーソナリティ障害であることが多いというデータがあるようです。

 

これはイコールにはなりませんが、自己愛性パーソナリティ障害が女性にもいるということは「モラ妻」もいる、という話になります。

あくまとして推測ですが、

「お隣さん家の○○さんはあんたより稼ぎがいいわよ。あんたって使えないわね」

「あんたは何もできない癖に指図だけはするのね。だったら私のように毎日家事や子育てしてみなさいよ」

「あーあ、あなたより私の方が大分偉いことしているわ」

といった感じでしょうか。

 

実はこのサイトの管理人古尾はモラ妻側の気持ちがあまりわかりません。

ケースが男性より圧倒的に少ないというのもあります。

しかし私はあまり女性にえこひいきしたくはないと思い、この記事を書いています。

加害者被害者に、性別の隔たりを作るのはあまりよろしくない、ということですね。