被害者の責任
たまに「こびりついた油が取れない」という表現で私は訴えることがあります。
それはいくら浄化しようとしても取れないものです。
それを私は「呪い」と呼んでいます。
ところで、被害にあった人は自分に何%の責任かあるか考えたことがありますか?
大体「100%」や「50%」と言う人が多いでしょう。
答えは明瞭です。0%です。
理由としてはまず、夫や恋人を選んだ時点で間違い、この会社に入った時点で間違い、と、責任追求すると「どこまでが自分の責任か」というのが分からなくなってしまいます。
被害に遭ったこと自体は完全に「0%」としていいでしょう。
自ら「モラハラされたい!」って思ってされた訳じゃないのですから。
「抜け出せないのは私のせい」「あの時ああした(しなかった)から私のせい」と考えてみればいろいろと思い浮かんでしまいます。
ならばいっそのこと、「私は好きで被害に遭った訳じゃない」と思ってみる方が健全だと思いませんか?
私は悪くない。そう、あなたは悪くないのです。