自分を呪いながら生きる
パソコンの中身の整理をしていたら、明らか自分が書いていない誰かの履歴書が画像ファイルで見つかりました。
その内容はまさに青春を謳歌しており、いかに彼(彼女?)が真面目に生きているかが書かれてあって涙ぐみました。
仕事のストレスが原因で流産した、うつ病になった、うつ病まで行かなくても休職した、心療内科へ通いながら働いている、果ては自殺した……。
どうしてこのような世の中になってしまったのでしょうか。
「人を呪わば穴二つ」という言葉はご存じだと思いますが、最近それを強く感じるようになりました。
人を恨めば恨みは自分に帰ってくる、ということでしょう。
では自分を恨んだ場合はどうなるか?穴はひとつで済むのでしょうか?
よく私の親は
「辛いと感じても周囲には通じないからなるべく辛い気持ちにならないように頑張って」
と言います。
でも何だかしっくりしないのですね。
油汚れのような、恨みがどこかしらにあるように思えてしまって仕方がない。
これが加害者か加害者に関係する誰かによる恨みなのか、自分で自分を恨んでいるのかはわかりません。
でも取れないこのこびりついたもの。
スピリチュアルなことはあまり信じない私ですが、呪いと感じています。
甥はモラハラ被害と同じぐらいの時期に生まれています。
彼はもう小学2年生。ギターでかろうじて天体観測(BUMP OF CHICKEN)とわかるぐらいには成長しました。
その分私の中の時計は止まっている。何だか虚しい話です。