変なあだ名で呼ばれる子ども
最近キラキラネームというのが増えてきたという話を聞きました。
と、ある話では「知美亜」とと書いて「しるびあ」と名づけようとして両親に全力で止められたというのを知っています。
(どうやら日産自動車のファンだったようです)
さて、今回の話ですが、あなたは親に変なあだ名で呼ばれたことはありますでしょうか。
私は幼少の頃「小馬鹿(しょばか)」と呼ばれていました。
もちろんそんなあだ名ですから、「自分は馬鹿なんだ」と思いこんでしまっています。
これも立派なモラルハラスメントです。
もし「あなたは本当できない子ね。産まなきゃよかったわ」なんて言われて、「勝手に産んだのはお前だろうが!」と反論できる関係ならまだしも、完全に委縮して自分はいらない子なんだと思ってしまう関係だと、モラルハラスメントになるでしょう。
それから15年以上経過し、私は成人しました。
そこで私は19歳の頃に出会った大きなモラルハラスメントによって精神科病棟に入院していた私は
「私が本当の馬鹿であることを証明するために知能検査をしてくれ」
と頼んだのです。
すると……。
自慢ではありませんが「IQは125」でした。
当然親はそれを聞いた途端、「あんたは頭いいのに何故本気を出さないの?」と聞きます。
散々馬鹿馬鹿言い続けて、自分は本当に馬鹿だと思っていたのですから本気も何もありません。
こうして何かと親に言われている方はいらっしゃると思います。
でも考えてみてください。相手は親です。
これが師匠や先生なら反抗できない部分も生じますが(でも反抗するべきところは反抗するべきです)、家族は多少反抗したところで、縁は簡単には切れません。
あまり非行を助長することは書きたくありませんが、
何回か殴り合いの喧嘩して、家出を繰り返して、思い切り反抗してください。
それができないなら、モラルハラスメントは成立していると考えていいと思います。